英語学習・アラフィフの働き方研究生のtomokoです。
私は33才に中学校の教科書レベルから英語学習をもう一度やり直しました。
英語学習をやり直しし始めたころは、英語学習法をたくさん調べてやってみては挫折、本をたくさん買っては積読…ととにかく失敗ばかりでした。
大人の英語学習を10年以上続けてきたことで、学習を始めたころ挫折ばかりしていた原因が分かりました!
一からやり直し英語学習初心者が最初にすべき大事なことを、まとめます。
今度こそ英語をマスターしてやるぞっ!と思っている方にこそ読んでいただきたいと思います。

大人のやり直し英語学習には、最初にやるべきことがあるんです!
しかも勉強をスタートする前にやっておくべきことです。
目次
大人のやり直し英語学習で一番最初にすべき大事なこと

大人のやり直し英語学習とは
大人になってからもう一度英語学習をやり直ししよう!と思ってみても、何からやればいいの?と思うことはありませんか?
大人になってから学生時代に諦めてしまった英語を使えるようになりたい~!と思ったり、昇進にTOEICのスコアが必要だからと半ば強制的に英語学習をやらなくていけなくなる社会人は少なくありません。
このように社会人になってからもう一度英語学習をやることを「やり直し英語学習」と呼んでいます。
大人のやり直し英語学習で一番最初にすべきこと
「やり直し英語学習」をやってみよう!と思ってみても何から手を付けていいのか分からない方は、実はとてもたくさんいます。
大学受験の時に使っていた単語本を開いてみたり、とりあえず本屋さんへ行ってみる方も多いのではないでしょうか。
勉強をしたい!と思ってすぐに行動を移されること、とても素晴らしいことです。
ですが、教材を買うのはちょっと待って!
やろ直し英語学習で最も大事なことは、どの教材をやるか?ではありません。
それは、英語を勉強する目的を明確にすることです。
目的を明確にすることは、出発点をはっきりさせることです。
英語学習は、一朝一夕には習得できないこともあり、長い学習期間はマラソンや旅に例えられます。
マラソンでも旅でも出発地点そしてどこを経由して最終目的地へ向かうのか?スタートする前に考えますよね。
英語学習もまさに同じことをすると、より効率的に英語を習得することができます。
なので、英語学習をスタートする前にこの学習目的を明確にしておくととてもいいのです。
これをやっておくことで3日坊主さんだったあなたも劇的に変わり、途中であきらめることなく学習を続けられますよ。
英語学習の目的を明確にする方法

やり直し英語学習を始める前に、英語を勉強する目的を明確にすることが、学習を続けるのに役立つとお伝えしました。
では、英語学習の目的を明確にする方法とはどういったものがあるのでしょうか?
英語学習の目的を明確にできる方法とは、ズバリ、理想と最悪の自分をイメージをすることです。
人間の脳は現実と空想のイメージを区別する力はありません。
なので頭の中でイメージだけした場合はそれを実現化しようという力が作用します。
この力を使った方法をもう少し具体的にご紹介します。
理想の自分をイメージしましょう

まず初めに、理想の自分=あなたが英語をマスターした時の自分をイメージしましょう。
今のレベルを考慮する必要は全くありません。
こんなこと考えたら恥ずかしい…
絶対に無理!と思う必要も一切ありません。
心から「こうなりたい」と思っている理想の自分をイメージして下さいね。
旅先で緊張することなく英語で会話をしている
英文メールを日本語のメールと同じくらいのスピードで返信している
TOEIC600点とって係長に昇進できた
理想のイメージするだけでワクワクしますよね!
できるだけ詳しく具体的にイメージしてみましょう。
あたかもそこに自分が滞在しているかのように。
あなたの表情は? 大笑い、うれし泣き、照れてますか?
場所はどこですか? 会議室、旅行中、それとも合格発表を確認するためにスマホを見てますか?
周りに誰かいますか? 友達、恋人、上司、同僚に囲まれてますか?
服装は…気持ちは…何か聞こえる?などできるだけ臨場感たっぷりでイメージしてください。
理想の自分像が英語をやる目的であり、最終ゴールであることをしっかり脳に刻んでください。
最悪の自分をイメージしてみましょう

今度は最悪の自分をイメージしてみましょう。
英語学習における最悪の自分とは、例えば英語学習をやめてしまった時の自分をイメージしてみるのはどうでしょうか。
英語学習を始めてみたものの、諦めてしまった自分の姿をです。
どんな表情をしていますか?
どんなことを思っているのでしょうか?
仕事は何をしていますか?
周りに誰がいますか?
何か音は聞こえますか?
自分に向かって何と言ってますか?
想像するだけで暗~い気持ちになりますよね。
嫌な気分になりますよね。
実はこれは負の力に引っ張られてしまっているのです。
残念なことに負の力は、前向きな力に比べて強いです。
しかしこの強い力を上手に使うことで、マイナスがプラスとなります。
例えば英語学習をやめたくなってしまった時に使うと効果的です。
もう英語なんてやめてしまおうかしら?と思った時に、すでに諦めてしまい最悪の状態になっている自分の姿を想像するのです。
誰もが「こんな自分にはなりなたくない!」とか、「絶対にこんな姿にはならないように頑張ろう」と思うのではないでしょうか。
このように上手にマイナスの力を使うようにしましょう。
最高と最悪の自分をイメージがなぜ効くのか?
最高と最悪の自分をイメージすることがなぜ英語学習に効くのでしょうか?
実は、人間の脳は現実とイメージを区別する力はありません。
なので頭でイメージした単なる想像上のことを実現化させようと力が働きます。
この力を利用したのがご紹介した詳細なイメージをするという方法です。
もしかしたら、初めて聞かれる方はなんだか怪しい話だな~と感じかもしれません。
でも、安心してください。
NLP実践心理学でも発表されている手法です。
またセルフコーチングでもよく取り入れられている方法です。
少し前にベストセラーとなった「シークレット」という本の中でも紹介がされております。
多くの成功者が取り入れて実践をしている方法なのです。
イメージをする際の3つのコツ
最高と最悪の自分をイメージする際のコツは3つあります。
1.リアルにイメージする
2.理想の自分は1日に何度でもいいのでイメージ
3.最悪の自分は勉強をやめたくなった時だけイメージ
リアルにイメージするとは、より臨場感たっぷりでイメージするということです。
例えば英検1級に合格をしていることをネットで確認できた瞬間をイメージしたとしましょう。
合格の2文字がパソコンのディスプレイに表示がされていて、それを自宅の書斎で確認し、満面の笑みでガッツポーズをしている自分を想像をするのです。
より詳細を想像したほうが、脳がより実現化しようとする力を発揮すると言われています。
また何度でもイメージをすることで、より一層潜在意識に刷り込まれ実現化する力が強くなると言われています。
その一方で、最悪の自分をイメージ=マイナスのイメージをすることは負の力がとても強く作用するので、最悪の自分の姿イメージする回数はできるだけ最小限にとどめるようにしましょう。
やり直し英語学習を効率よくするためのちょっとしたコツ
大人のやり直し英語学習を効率よくするためのコツは、必要なことを必要な分だけやればいいというルールに従うことです。
理想の自分=最終ゴールを明確にすることで、何をしなければならなくて、何をしなくていいのか、が明確になります。
例えばTOEICの点数だけあればいい人は、短期間で点数だけあげる方法をやります。
旅行で困らない会話力が必要な人は、旅行英会話に集中すればいいのです。
言い換えると、旅行で困らない程度というゴールの方が英検を受ける必要はありません。
英文メールがゴールの方はオンライン英会話をする必要はありません。
TOEIC600の点数だけ欲しい人が、ハリーポッターを洋書で読む必要はないのです。
例えば、スピーキング、リスニングなど英語4技能と呼ばれるスキルをバランスよく伸ばしたい方が、自分の成長を確認するためにTOEICなどの資格試験を利用するケースがあります。
そういった場合には、TOEICの点数を上げるためだけの学習ばかりしてはいけません。
試験対策は直前だけにし、通常は英字新聞を読んだり、podcastを聞いたり、英会話レッスンを受けたりと様々に取り組む必要があります。
ただ長い間点数が伸び悩むことがあります。
そういったスランプになった時に、ゴールにみあわない方法に手を出してしまうことがあります。
例えばバランスよく英語力を描いていた人がTOEICスコアだけを短期であげる方法に飛びつてみたりする状態です。
本当の英語力とは関係なく、ただ点数があればいいこれは理想の自分ではないのにも関わらず、そういう目的のための勉強を始めてしまう人がいます。
そういう苦しい時こそ、理想のゴールをもう一度しっかりイメージしましょう。
Tomokoの「最高・最悪の自分をイメージ」体験談
イメージの仕方について説明では分かりにく部分もあるので、私、Tomokoの「最高・最悪の自分をイメージ」とはどんなモノだったのかをご紹介します。
まずは、私の最高の自分!でイメージした姿についてです。
英検1級 TOEIC900点
仕事で会議もメールも同僚との会話も英語
時には海外出張もしている
海外旅行は自分で飛行機のチケットから手配をして、booking.comでホテルも予約
これらをイメージしていた時の私は実はTOEICは500点もありませんでした。
英検なんて学生時代に受験したきり…でした。
そんな私がご紹介したようにイメージをしたんです。
次に、最悪の自分の姿について、私がどんなイメージをしていたかと言うと…
学習に使っていた教材は部屋の片隅にホコリをかぶった状態で積まれ、昼間から月9ドラマの再放送を仕事もせずにぼ~っと眺めていて、口癖は「あ~つまらないわ」と言っている状態です。
このイメージ法が一番効いたときは、英検準1級に連続4回も1次試験を落ちていた時です。
正直言うと、不合格と分かるたびに英語学習をやめてしまいたいと思っていました。
振り返ってみると本当に苦しい1年半でした。
この期間は朝と寝る前に理想の自分をイメージしていました。
そして最悪の姿も何度かイメージすることで「あきらめずに絶対に合格したい」と思えました。
このように理想と最悪の自分イメージをしてきたからこそ、今の私がいると思います。
まとめ
英語学習を始める時にやっておきたいだた1つのこと、ということでまとめましたがいかがでしたか?
英語を習得するには、学習を継続させることが必須です。
学習を継続させるのに一番効くのが、出発点・中継点・ゴールを明確にすることです。
教材を購入する前に、ちょっと時間をつくって考えてみてください。
学習を始める前に英語学習の目的を具体的にしましょう。
目的を明確にすることで、学習方法の方向性が決まります。
理想と最悪の自分をイメージでモチベーション維持もできます。