2015年12月6日の貿易実務検定B級を受験してきました。
試験終了後すぐに解答冊子が配布されて自己採点ができました。
(貿易実務:124点 貿易マーケティング:34点 貿易英語:98点 トータル256点)
本日は、貿易実務検定B級に合格するまでにやったこととして、学習内容をまとめました。
,,Exams,, / ღ♥ღ мίşş↔ℓσℓίţά ღ♥ღ
学習時間は?
10月にC級受験をしてそのまま継続してB級学習に進みました。
C級では30時間、B級では2ヶ月間で約60時間勉強しました。
1日1時間を続けた…という計算になりますが、実際は「残り1か月で毎日2時間必死にやった」という表現がぴったりです。
学習アイテム
下記のものを揃えました。
協会サイトでは「アドバンスオフィシャルテキスト」というのが販売されていますが、私が読んだ合格体験記では「貿易実務ハンドブック アドバンスト版 」で学習された方が多かったので、私はハンドブックのほうを買いました。
過去問題集については協会サイトから取り寄せました。
(参照元:https://www.boujitsu.com/item/materials/page/2)
私は「貿易実務検定®B級セット2」を買いました。
学習手順
C級受験時と同様、「過去問を何度も解く」方法で学習をしました。
具体的な手順は下記になります。
1.過去問を8セットまずは解く
2.間違えた問題の解説をじっくり読む
3.過去問8セット解く
4.間違えた問題の解説をじっくり読む
5.過去問を8セット解く
6.間違えた問題の解説をじっくり読む
7.貿易実務ハンドブックを全部読む
8.過去問を解く
9.間違えた問題をテキスト該当箇所のみじっくり読む
10.過去問を8セット解く
11.間違えた問題の解説及びテキスト該当箇所をじっくり読む
12.間違えた問題のみピックアップして何度も解く
科目ごとの対策ポイント
仕事をしながらの学習だったので、合格すれすれを狙っての省エネ学習でした。
対策ポイントについて、科目ごとにまとめます。
貿易実務科の対策
貿易実務科目の対策は、書類作成の第3題目が一番難しいいところでした。
実は…初めて過去問を解いたときは3問しか正解しませんでした(笑)
しかし最終的にはうっかりミスで2問落とすのみ、にまでなりました。
基本の学習は「過去問で間違えた問題を中心に繰り返し」です。
苦手な書類作成問題だけは毎日1セット、コツコツ取り組みました。
貿易ハンドブックには、輸出輸入でなんと各24種類に書類が掲載されています!
しかし過去問を何度も解いているうちに、頻出問題があることを発見しました。
頻出問題の法則に気が付いてからは、頻出問題が出たら1問も落とさない!という作戦に変更し下記の書類をひたすら練習しました。
頻出する書類は次の4点です。
・INVOICE
・信用状
・船荷証券
・荷為替手形
1題目及び4題目については、間違いOR正解の根拠まで選択肢ごとに言える状態にしました。
しかし決済時などの為替レートはどれ?という問題が最後まで実は覚えられませんでした。
TTSなのか AT SIGHTなのか、ACCEPTANCE RATEなのかなどは、一覧表にして試験開始直前まで眺めてましたが記憶はあやふやのままでした。
出題されていたら、おそらく不正解だったと思います。
貿易マーケティング科目対策
貿易マーケティングは過去問を解けばお気づきになると思いますが対策方法がないな…と感じました。
業務中に話したよね~と思い当たる文章がちらほらでてきていたので、実務経験のある方には常識問題的な科目だと感じました。
直近の過去問から同じ問題が出る、との噂をキャッチしたので、直前1週間で過去問を繰り返しやり、出た問題は100%解ける状態に仕上げました。
因みに本番では最期の穴埋め問題は1個しか正解がありませんでした…が、それでも34点はとれました。
MBAでマーケティング科目を学習されていると、貿易マーケティング科目は楽勝らしいですよ…。
まぁ、そんなことまでやらなくても私は合格できたので過去問だけやって後は運にまかせるしかないのでしょうか…。
貿易英語科目対策
貿易英語については、英文の説明している単語は?の3題目以外はほとんどやりませんでした。
英語は私には得意科目なのであまり参考にならないかもしれません。
英語は1問ミスの98点だったので、本当にこの科目に助けられました。
過去問を1回解いて、正しい英文OR日本語訳を選びなさいの問題に解答するコツがある!ことを発見しました。
1題目の正しい日本語訳を選びなさい、を例にして手順を説明します。
・英語1文目を読んで、選択肢の日本語をそれぞれ読みます。ここで明らかに違うものは×。
・英文2文目を読んで残りの選択肢日本語をそれぞれ読みます。違いを読み比べてより正しいものを正解にする。
・2文目で選べなければ3文目etc…
ポイントは、英文1文づつじっくりと比較していくところにあります。
2題目の正しい英文を選びなさいも、解答の手順はほぼ同じです。
つまり1文づつ選択肢を比較すると、正解を選びやすいです。
つまり選択肢の違いが貿易英語の単語の訳し方だったり、あきらかにあるべき対応する日本語訳が欠けていたり、と3-4文程度の英文を読ませるわりには違いが単語レベルの違いなのです。
長文問題である4題目も同様の解き方ができます!
正解のヒントが含まれている英文は、素直に英文の段落順に出現します。
TOEICのようにあっちこっち読んで推測する必要はありません。
なので「長文~無理っっ!!」と拒絶反応する必要は全くないのです。
段落ごとに解いていけばいいのですから、長文問題といえ解答テクは1題目と全く同じなのです。
過去問は必要か?
過去問は必須です。
だいたい合格者の体験記を読むと、4セットを解いている方が多かったです。
そして、できるだけ最新問題で反復練習をしたほうがいいです。
なぜなら、TOEICで言うリサイクル問題、つまり過去に出された問題がそのまま出題される可能性があるからです。
まとめ
貿易実務検定B級に合格するための学習方法をまとめましたが、いかがでしたか?
過去問をひたすら繰り返す
苦手な問題は過去問を横断して解くと覚えやすい
オフィシャルテキストや貿易ハンドブックはリファレンス程度でOK