TOEICリスニング対策用の時間には通勤時間をあてました。


すみれ塾では、通勤時間往復をリスニング学習にあてろ…と言われました。
もちろんスクリプトを見ながら、丁寧に!とです。
私は車通勤のため、スクリプトを見たりすることは一切できません。
耳でしか学習ができないのです。
とはいえPart3&4には先読みのトレーニングは必須です。
車通勤中にも先読みトレーニングする方法はないか?と考えた結果、
音声ファイルをカスタマイズすることにしました。
Part3&4は会話文等が先に流れて、その後に設問文が流れます。
この設問を先に聞けば、耳だけでも先読みトレーニングが可能と
思いついたのです。
目次
準備するもの
1.Audacity
2.Part3などの音声
Audacityは無料の音楽編集ソフトです。
インストールから使い方についてはこちらが参考になさってください。
Audacity講座 – Re:I
作業手順
インストール後からの作業を順を追って説明します。
1.音声を録音する
赤い丸ボタンを押すと録音スタートです。
波形がでれば録音成功。
画像のような波形がなければ、Audacityに音が取り込めていない状態です。
コントロールパネルを開き、再生デバイスを正しいものに選択してください。
音が出ているデバイスが緑になっています。
Part3の音声作成は1題づつ作成をしました。
会話文→設問3つを再生したら、黄色のボタンを押して録音終了です。
2.設問部分音声の位置を移動させる
設問部分である波形部分をドラッグして選択→カットします。
最初のころは対象部分が分かりにくいので
何秒あたりから何秒までが対象の波形部分かメモをしておくとよいでしょう。
慣れてくると波形で会話文なのか、設問部分なのかを判断できるようなります。
入れたい部分でマウスをクリックして選択
すると黒の縦線が入るので、そこが挿入される場所ということです。
左上の「編集」からペーストを選択すると挿入されます。
3.無音部分を挿入
設問と会話文の間にある程度、何も音がない部分がないと練習がしづらいです。
ですので無音部分を入れる作業をします。
無音を入れたい場所でクリック
「製作」メニューからsilence(人によっては「無音」と表示されていることも)を選ぶ
4.MP3で書き出し、iPhoneなどに取り込めるようにする
ファイルを書き出したい場所を選択し、名前をつけて保存
つぎにこんな画面がでてくるので何もせずにOKする
(こだわる方は入力してください)
これで完成です。
何度もリピートするファイルにしたい方は
制作メニューから「リピート」を選ぶだけです。
その他にもさまざまな機能があるので、お好みでお試しください。
学習ツール作成に時間をかけすぎない
気を付けておきたい点が1つ。
音声をカスタマイズするなどの学習ツールづくりに懲りすぎて
時間をかけすぎない、ということです。
あくまでも作業であり、学習時間ではありません。
このことをよく理解したうえで、便利ツールを作成しましょう。
まとめ
お薦めの方法ができないなら、できる方法を考える
学習ツールづくりはあくまでも作業。時間をかけすぎない