通関士

資格をどう活かすのか?ー「通関士」学習の是非

2017年10月に2度目の通関士受験予定です。
まだ学習ペースはトップギアには入っていません。
学習法を考えていたり、学習計画をぼんやりと立てている段階です。

そんな状況の時にとある方から受けたアドバイスにより
かなりジブンの心が揺らいでしまったことがありましたので
その時のことを忘れないために記事にしておきます。

「通関士」なんて報われない資格だ

物流関連のコンサルをやってみれる60代男性からの率直なご意見でした。
この男性かねてからの知人で、仕事でも英語でも、それから人生についても
あれこれ適格なアドバイスを情熱溢れるお言葉をいつもかけていただいております。

1年目の受験ももちろんご存じで、
「頑張れよ」と直前期は励ましていただいておりました。

その1回目は失敗した報告をしたときに言われたことです。

「通関士は中小企業診断士と同じくらい
合格しても報われない資格である」

へ?と目の前が真っ白になりました。

貿易関連なら中国語=HSKが評価される?

HSKという言葉を初めて聞きました。
私事ですが、「中国」がどうしても好きになれず
好きになれない国の言葉をやることを考えたことすらありません。

いい機会なので調べてみました。

中国語検定の1つなんですね。
ざっくりしたイメージでいうと
英語でいうTOEICのような感じでしょうか。
1級が一番易しいレベルで、最高が6級です。
5級以上をもっていると評価されるとのこと。

資格のことはわかったのですが、
HSKを持っていることでどうキャリアに活かされるのか?については
分かりませんでした。

中国語ができるということはアドバンテージであることは分かります。
現在の部署でも、中国向けだけは独自のグループがあり
中国人の方が配属されているし、中国語できる日本人が雇われているしと
特殊環境であるのですから。
でもHSKをもっている人いません。
よってHSKが評価高い、という実感は持てませんでした。

資格を活かすとは?

中国語ができる、ということが何かしらの形で証明できればいいんです。

英語でもコレ同じこと言えますね。
英語できます、ということを他人に分かりやすくするために
英検だったりTOEIC高得点を取るわけです。

通関士はどうでしょうか?
実務経験は丸3年たちました。
派遣社員で次も貿易関連を探すならば、
正直に「経験あり」と言える期間じゃないでしょうか。

この実務経験にプラスアルファしてが「通関士合格」と言えます。

通関士は食えない?報われない?

答えは半分正しいのじゃないかと、思っています。
やり取りしている乙仲さんの激務な状況…
目の当たりにしている訳ではありませんが、
かなり次の派遣先に乙仲はありえないと思ってます。

中国語?通関士?どっちにするのか

一瞬、中国語へシフトしようかと思いましたが
結論は、通関士チャレンジ継続です。

私は「通関士になりたいわけじゃない」です。
万が一FXトレードができなくなった時のリスクヘッジに
実務経験と有資格者であるという状態を準備しておきたい。
それにこの仕事が好きだから、ルーチンワークの表面だけできるのではなく
意味も理解しておきたい、のです。

この気持ちを常に忘れずに
2017年10月受験まで走り抜けたいと思います。

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