私、衝動的な行動をとるタイプです。
そのため、いろんな勉強会、イベント、セミナーに出まくってきました。
「欲しい~!」「行きたい~」となったらすぐに申し込みしてました。
特に英語もの、TOEICのセミナーにはホントどれだけお金や時間を使ったの?というくらいです。
アラフォーから今年2018年はアラフィフというべき年ごろになります。
やっとこの悪い癖がおさまってきたようです。
どうやってこの衝動を抑えられるようになったのか?
今回は「本」にフォーカスして、ご紹介します。

Amazon「欲しいものリスト」の活用
衝動買いを抑えるのによくあるアドバイスです。
勢いで買うのではなく、いったん一呼吸してみること。
この一呼吸をするために、Amazonでは「欲しいものリスト」を使いました。
つまりAmazonで「欲しい~!良さそう~!」という商品を発見してもすぐにポチせずに、
いったん、「欲しいものリスト」に入れることにしたのです。
次回欲しいものリストに入っているものをチェックしたときに、まだ「買いたい」気持ちがあれば
買うことにしました。
ちなみに何日寝かせておくというのは決めていません。
私の場合はほぼ毎日Amazonを訪問します。しかし欲しいものリストをチェックするのは1か月になるかないか程度です。
気が向いたときに、欲しいものリストに何が入っているかな~という感じでチェック。
その時にもういらないと感じたらリストから削除、やっぱり欲しいと感じたら購入することにしました。
しかし不思議なことに、欲しいものリストに入れた本で購入する商品は多くはありません。
何冊購入、削除かは確認していないのではっきりした数字ではないのですが、
90%以上はもういらないと感じ、リストから削除をしています。
熱が冷めてみたらいらなかった…
というものばかりがリストに入っているからでしょう。
2つの質問をする
欲しいものリストに入れた後は自分に2つの質問をすることにしています。
1.どんな変化がおきる?を問いかけてみる
その本を読むことで、どんな変化がおきるだろうか?イメージをしてみます。
本を読み知識を得たことでどんないいことが起きるだろうか?逆に面倒になってしまうことはないだろうか?
いいイメージが多ければそのままリストに保存です。
少なければリストから削除です。
2.今あるもので代わりにならないの?を問いかける
実はこの問いかけが非常に一番の衝動買い抑止機能となりました。
言い換えると…「図書館で似たような本借りれるよね」です。
たいがい似たような本は図書館になるので、見つけたらリストから削除です。
私はビジネス系しかも自己啓発のものが多いので、だいたい似たような内容のものが図書館にあります。
以前は最新のベストセラーへ自己投資!と無理やり前向きに考えて、気になるものを片っ端から買っていました。
自己啓発本はたくさん読むほど内容が同じであることが分かります。
乱暴な言い方をすれば、表現を変えて古典と同じ内容を繰り返しているだけなのです。
つまり、古典と呼ばれる作品→図書館にある王道の本を読めばばいいというなるわけです。
英語学習方法に書いてある本は、一切購入しなくなりました。
「〇〇式」だとか、「最強の勉強法」だとかの類です。
学習指南書は手に入れた瞬間に魔法の杖でも手に入れたような高揚感がありました。
これも何冊か読めば分かることですが、同じことが書いてあるんです。
つもりこの手の本も図書館で借りてくればいいだけなんです。
さすがに小説は無理ですけどね…。
私の場合は小説は一切読まないので、この「代替品はない?」質問はとても機能しました。
衝動を抑えて見えてきたもの
単純ですが、無駄遣いが減りました。
なくなったわけではありませんが。
本代もこれまで毎月10冊購入していものが、今は2冊くらいでしょうか。
読むべき本を読んでいるのか?という疑問もありますが、
それでも1万円近い浪費はなくなったわけです。
最近気がついたことですが、私は勢いのある人に影響を受けやすいな~ということです。
セミナーに参加しまくっていたときは、それこそライフハックだノマドワーカーだのでメディアによく出ていた人のまねをしようとしていた時です。
彼らに近づきたい!という一心で参加をしていたのです。
新しい本がでるたびに同じような内容なのに、すべて買っていました。
それがライフハックだノマドワーカーの、正直今の私にはどうでもいい!
言葉巧みにカッコよく、キラキラな感じを見せているだけ…。ビジネス内情は火の車だという話すら聞こえてきます。
こんな人にお金を使っていたのかと思うとトホホと感じます。
英語学習にしても、キュレーター、コンサルタントだのの言葉に踊らされて彼らのセミナーや本を買いあさってました。
踊らされていた自分が情けない限りです。
10年もやり直し英語学習をしていると、一時ブーム的にわ~っと有名になり→そして消えていく→また新しい人が出てくるの
サイクルが見えてきます。
あ~またこんな人がでてきで、どうせ消えていくんでしょ?と最近は非常に冷めた目で見ています。
一時のブームに踊らされていた自分が非常にばからしい時間とお金を使ってきたと、反省するばかりです。
まとめ
衝動買いはその瞬間を過ぎると熱が冷めるので、その瞬間をやる過ごす方法をと取り入れる。
私の場合は、「欲しいものリスト」活用、2つの質問をするです。